1分で読めるあらすじ
もしも憧れのヒーローのようなパワーを手に入れたら…?
Disney+ より引用
キャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーンは、アベンジャーズオタクの高校生。
学校や家庭では自分の居場所が見つからず、「スーパーパワーさえあれば…」と妄想の世界に浸っている。
しかしある日突然、強大な力を手に入れ、妄想したことが現実に! ヒーローの力さえあれば全てが理想通りになるはず、と思っていたカマラだが、力をコントロールできず次々と問題が起こってしまう。
なぜ、カマラは強大な力を得たのか? カマラの力に隠された謎は、生活を一変させ、やがて世界をも変えていくことになる。
ヒーローである前にごく普通の高校生であるカマラが、家庭や学校、社会で様々な問題に直面し、力に伴う責任に悩みながらもMCUの世界を今後大きく変えるヒーロー、「ミズ・マーベル」として目覚めていく。
見どころ
マーベル・シネマティック・ユニバース(以降MCU)の新たなヒーローとして「ミズ・マーベル」がオリジナルドラマで初登場しました。
今作はMCUが製作しているドラマシリーズ7作品目となります。
スーパーヒーローに憧れている普通のオタク女子高生のカマラ・カーンが祖母からもらった「量子バンド」を身に付けると能力に目覚めますが、そもそも何故そんな危険なものを祖母が持っていたのか?
そしてどのように能力を扱いスーパーヒーローになっていくのか?というストーリーが描かれています。
前述した通りカマラの能力を覚醒させるきっかけとなった「量子バンド」はどのような経緯があり、祖母からカマラの手に渡ったのか?
また、新たにMCUに加わる女子高生の新ヒーローがどの様な葛藤と戦いながらヒーローになるのかという点が見どころです。
今作は映画「マーベルズ」や今後のMCU作品にも関りが出てくるであろう女の子のストーリーとなっているので、是非ご自身の目で作品を視聴してみる事をおすすめします。
ドラマのネタバレ ※タイトルはDisney+から引用
1話ネタバレ_「ジェネレーション・ホワイ」
カマラは運転免許を取得する為に路上テストの試験を受けていた。
しかし、初っ端から車のギア操作を間違え前進とバックを間違え後ろに急発進させて教官の車にぶつけてしまう。
免許取得を願っていた親からも厳しい言葉を投げかけられ、冴えない表情で学校へ登校すると、オタク友達のブルーノだけはフォローを入れてくれる。
その後先生から呼び出しを受け話を聞くも、アベンジャーコン(アベンジャーズ・コスプレコンテスト)に参加したいカマラは2週間前から、授業にも身が入らず先生達からもいろいろな意味で心配されている状況だった。
その日の夜、自宅で一息ついた後、意を決して両親にアベンジャーコンに参加したい事を伝えると、反対されてしまうカマラ。
母のムニーバは娘がキャプテン・マーベルのぴったりスーツを着て、夜のパーティに参加する事を心配して参加を認めたくないと告げるも、言葉足らずの両親の発言がカマラを傷つけてしまう。
その後、可哀想に思った兄のアーミルは両親に自分から相談してみると伝えた。
翌朝、母のムニーバは部屋に来ると条件付きでアベンジャーコンへの参加を認めると伝えるも、その条件が2時間のみの参加で父親同伴、父ユスフと共にハルクのコスプレという地獄のような条件だった為、カマラはつい否定的な言葉を言ってしまい、両親を傷つけると同時に同意を得られずに話が終わってしまう。
翌朝ブルーノにアベンジャーコンにはこっそり参加する事と参加する為の作戦を伝え着々と準備を進める二人。
ブルーノからはコスプレにパキスタンっぽさを出したらいいとアドバイスをもらい、以前祖母から送られてきた箱の中にバングルが入っていたことを思い出したカマラはそのバングルを取り出し、コンテストへ参加するのだった。
コンテスト当日、会場に向けて作戦を練った時間通りに行動しようとするも家を出る時間はずれて、バスは1本逃し、自転車はバスに乗らず放棄するなど全く作戦通りにいかないながらも、何とかコンテストへの参加が出来たカマラ。
会場でのイベントを一通り楽しんだカマラ達は、コンテストに出場すべくステージに登壇する直後バングルを付けると、カマラだけが謎の幻影を目撃する。
混乱しながら、ステージに立つと多くのフラッシュを浴び、手で遮ろうとするといきなり手から半透明の結晶が出現し、カマラも会場も困惑する。
カマラ自身も混乱しながら手を振ると、手から放たれた結晶が巨大なアントマンのオブジェの頭へぶつかり、会場を転がるアクシデントが発生してしまう。
その後、物から物へぶつかり、偶然参加していたクラスメイトのゾーイを空中へ跳ね上げ、落下させてしまうこととなった。
落下直前、偶然カマラが作り出した結晶の腕で何とか床への落下を避けたゾーイだったが、カマラ本人も混乱し、ブルーノと共に急いで家に帰る事となる。
帰宅し2階の自室へ窓から戻ると、部屋では母のムニーバが待っており、娘が危ないことをしていること、空想に憑りつかれてしまう事を心配し、カマラに冷たい言葉を掛けるのだった。
2話ネタバレ_恋の始まり
翌朝学校へ登校すると、クラスメイトのゾーイがスーパーヒーローに助けられたことでネット上でも一躍話題となっていた。
ゾーイはクラスメイトからヒーローの名前を聞かれた際、勝手に「ナイト・ライト」と命名し、助けられたことを祝してパーティーを開くと友人に話す。
命名に不服そうな顔押しながらその場を後にしたカマラは、能力を使いこなす為に特訓を始めた。
同時にブルーノはカマラの能力について調べると、バングルは能力を目覚めさせるきっかけに過ぎず、エネルギーそのものはカマラの体内から放出されていること、そして発する光が個体となっていることが判明した。
ブルーノと解散した後も、カマラは1人で特訓を重ね能力で足場を作ったり手から放出するなど出来るまでに成長した。
その日の夜、カマラ、ナキア、ブルーノの3人もゾーイ主催のパーティに参加するとそこで転校生のカムランと出会うこととなる。
盛り上がりも半ばで、ゾーイ主催のパーティーが近所迷惑で警察沙汰となりカムランの車でその場から逃げる事となる。
その後無事に家まで送ってもらったカマラはカムランと良い雰囲気になり、車の運転練習に付き合ってもらう約束を取り付けた。
翌日、カリフォルニア大学の試験の合格通知をもらうブルーノだったがカマラの事が気になり、浮かない顔に少し考えさせてほしいと先生に告げるも、そんなブルーノを気にせず、カマラはカムランと運転練習名目のドライブデートに行く。
デートも終わり家に帰宅するとアーミルとその婚約者のタイシャが家を訪れていた。
食事の場で会話が弾む中、父ユスフは母ムニーバの家族の過去に関わる話を語り始めるのだった。
内容は、分離独立運動の際に町を脱出する最後の列車に乗り込もうとしていた際に、祖母のサナ(幼少)は父親とはぐれてしまったが星に導かれてサナの父と無事に再会できたと話しているという。
そして、サナの母親はその時に行方不明になったきりだという。
その話が終わる直後カマラは再び謎のビジョン(幻影)を見て床に倒れてしまう。
家族に起こされ、部屋に戻るとカマラは祖母のサナに連絡を取りバングルについて聞くと元々は曾祖母のアイシャからもらったものだと伝えられ、今はここまでしか話せないと言われ電話は終わった。
翌朝アイシャの名前を母のムニーバへ尋ねると顔色を変え、「その人の事は忘れなさい」とだけ告げられた。
その日はイードと呼ばれるお祭りが開催されておりカマラやブルーノ達も楽しんでした。
町が暗くなったころ、祭りを楽しんでいた1人の子供が自撮りに夢中で高い塔から落下しそうになった光景を見たカマラは急いでナイト・ライトの衣装へ着替え助けに向かうも、助けている最中に再びバングルにビジョン(幻影)を見せられ、少年を落下させてしまった。
自身の能力で怪我をさせてしまったカマラは混乱し、その場から逃げるも、いきなり謎の組織の襲撃を受ける。
しかし、そこに突然車で助けに現れたのはカムランとカムランの母だった。
3話ネタバレ_宿命
車で逃げたカマラはカムランの家でカムランの母ナジマから昔話を聞く。
過去にイギリス軍から追われていたナジマと曾祖母のアイシャは故郷に帰る為にバングルを探していたという。
しかし、アイシャにバングルを託し再開するはずだったが、再開できなかったという話を聞かせられたカマラ。
話は続き、カムランの家族はカムラン以外の4人全員100年以上地球におり、アイシャやナジマ達の故郷は「ヌールディメンション」と呼ばれる場所で、クランデスティンという一族だと言う。
人々によく呼ばれる呼び名はジン(精霊)だと話を続けた。
その話を聞き動揺が隠せないまま一晩が明け、ブルーノに何があったかを伝えるとブルーノも同様に混乱するも新たに得た情報を調べてくれるという。
時を同じくして、ナキアの居る礼拝堂にはダメージコントロール局(政府の武装組織)の捜査官たちが訪れており、超人(カマラ)を知っているかと尋ねてくるも、令状を持ってくるように伝え追い返していた。
そのことをナキアから聞いたカマラは徐々に周りの人間を巻き込みつつあることに危機感を覚え、悩み始める。
家で開催されていた兄の結婚パーティーの最中、神父のシャイフ・アブドゥラにその悩みを言葉を濁しながら伝えると、周りから信用してもらう為には「言葉で示すものではない、行動で示すものだ」とアドバイスをもらったカマラ。
そして、手に持っていたブルーノからカマラ宛のプレゼントを開けると中には目元を隠す仮面が入っていた。
夜になり、ブルーノに会いに行くとカムランの母が望む「故郷に戻る」という願いを叶えるためには膨大なエネルギー(太陽と同等)が必要になる為、ミスをするととんでもないことが起こってしまうかもと告げるのだった。
そんなカマラはブルーノから聞いた話に同様しながら、自身がヒーローではなくナジマ達を故郷に帰るサポートをする為にバングルと巡り合ったと自身に言い聞かせ家に帰るのだった。
翌日、兄アーミルの結婚式当日となり、会場ではカマラ達家族とブルーノ、親戚一同で盛り上がっていると、カムランが唐突に会場に現れ逃げた方がいいと伝えた。
少し遅れて、カムランの母達が現れると咄嗟に機転を利かせたカマラは火災用のベルを鳴らし結婚式参加者を逃がし、ナジマ達と戦うこととなる。
追い込まれナジマに腕を捕まれると2人はバングルに列車が迫るビジョン(幻影)を見せられたタイミングで今度はダメージコントロール局の乱入もあり、何とかその場から逃げ家に帰宅するカマラ。
家では何があったのか母親に問い詰められるも、これ以上の危険に家族を巻き込みたくないカマラは伝えることが出来ず家族との間に亀裂が入ってしまうのだった。
落ち込むカマラの元に唐突に祖母から列車を見たんじゃないかと電話がかかって来る。
同時に母ムニーバと共にパキスタン最大都市、カラチに来てほしいと言われ物語は大きく動き出すのだった。
4話ネタバレ_レッド・ダガーズ
カラチに行くことに応じてくれたムニーバは空港に到着すると、祖母のサナが出迎えてくれた。
サナの家に着くなり、カマラは今まで気になっていた自身の事とバングルの事、そして祖母が見たと言うビジョン(幻影)について聞いた。
すると祖母の口からは、自身がジン(精霊)であることやバングルはカマラに何かを伝えようとしている事、祖母も同じ幻影を見ていることを話す。
その後昼食をいとこ達と食べ終え、カラチ市内を案内されている中でカマラは祖母の話を思い出し、1人で駅へ向かうこととなる。
駅へ到着したカマラは1人で散策していると突然赤いスカーフをした男に襲われ戦闘へ巻き込まれてしまう。
カマラをクランデスティンと勘違いしたスカーフの男と交戦となるも男がカマラのバングルに気づくと「それはアイシャの物か?」と尋ね、ついて来いと言う。
カマラは言われるがまま付いて行くと古びた中華料理店へ案内され、店の奥にあるキッチンまでついていくと、隠された通路に案内され、付いて行くと、ようやく男は、自身がレッド・ダガーズという組織のカリームだと話す。
アジトの大広間へ案内されると、奥からワリードという男性が、クランデスティンとヌールについて教えてくれた。
ワリードは表の世界(地球)と裏の世界(ヌールディメンション)は共存しており、カマラのバングルを使用してゲートを開くとヌールディメンションに侵食され飲み込まれてしまうという話をカマラに伝えた。
話を聞いたカマラは、その後一度サナの家に帰るも、サナに今回の件はまだ伝えられずにいた。
同じ頃、カマラの兄のパーティーに乱入してきたカムランとその家族達は、ダメージコントロール局に連行されていたが、脱獄をしていた。
そこでカムランの母ナジマはカマラを守ろうとしたカムランに別れを告げるのだった。
そして翌朝、カマラは再びレッド・ダガーズのアジトへ訪れており、ワリードから能力について、説明される。
ヌール(光)を具現化させている力の源はカマラの遺伝子そのものだと話す。
しかしそこへ、突然天井のガラスを割りナジマ達が襲撃してきた。
急いで外に逃げ、カマラとカリームの2人とワリードの二手に別れ交戦することとなる。
しかし戦いの中でワリードはナジマの手によって殺害されてしまい、カマラはカリームと協力して何とか他のナジマ家族を倒す。
残ったナジマが武器で攻撃を仕掛けた際にカマラにバングルに接触した、その瞬間カマラは分離独立時代の汽車の目の前にタイムスリップしてしまう。
5話ネタバレ_時を超えた絆
過去のサナはナジマと別れた後、小さな村に来て1人の男性と出会っていた。
それがサナの父親のハサンだった。
アイシャは1人で行く当てが無く、途方に暮れているところををハサンに助けられた。
アイシャはハサンと会うたびに日に日に彼に惹かれ、最終的に彼との間にサナを授かり、地球での生活に馴染んでいた。
そんな時、アイシャの前に現れたのはナジマだった。
彼女は数年前にアイシャと離れ離れになってからずっと故郷に帰る為にアイシャとバングルを探しており、翌日の昼にまた迎えに来ると言い残し帰って行った。
それを聞き、ハサンとサナを守ろうと急いで準備を進め、分離独立の民衆の大移動に紛れて逃げようとしていました。
しかし、移動用の最終列車に乗る直前、ナジマが再びアイシャの目の前に現れ、家族といることを選んだアイシャに対し「裏切った」と言い残し持っていた武器で刺したのだった。
ハサンとサナも列車に乗る前にはぐれてしまっており、そのこと知った瀕死のアイシャが死の間際にサナとハサンだけでも列車に乗せて逃がしたいという強い願いにバングルが共鳴し呼び出されたのが、未来でのバングル使用者のカマラだった。
カマラはアイシャの最後を見届けた後、アイシャの願いを聞き受け、群衆からはぐれてしまったサナを見つけ出した後に能力を使い父ハサンの元まで導くのだった。
サナと合流できたことで何とかサナとハサンは最終列車に乗ることが出来たのだった。
過去に呼び出されて目的を果たしたカマラは突然元居た時間へ戻され、目を開けると目の前にはバングルの力に反応してヌールディメンションのゲートが開きかけていた。
ゲートを通ろうとしたカマラの家族が近寄ると、次々と結晶化しゲートの様子が何おかしいことに気づいたカマラは何とか閉じようとするも1人では限界があった。
ナジマも最初はゲートを通り帰ろうとしていたが、ゲートに近寄ろうとしたナジマにカマラは「カムランの事を1人にしないで」と訴えかけるとナジマ自ら犠牲となりゲートを閉じる道を選ぶのだった。
戦いが終わった後、カマラを探していた母ムニーバと祖母サナに一部始終を見られており、全てを伝えることで家族のわだかまりも解消されたのだった。
一方カマラの戦闘中もダメージコントロール局から逃げていたカムランは母ナジマが犠牲となりゲートを閉じた際に、ナジマの息子を思う気持ちがヌールとなりカムランに宿り、カマラ同様の力を得ていたがコントロール出来ずにブルーノに助けを求めて家を訪れていた。
ネタバレ⑥_ノーノーマル
カマラは家族全員に能力の事を打ち明けていた。
その後部屋に戻ると、母が部屋に来て手作りのヒーロースーツを手渡たすと早速ヒーロースーツを身に纏い音信不通になっていたブルーノを探しに町を走り回ることとなる。
その頃、ブルーノとカムランはモスク(礼拝所)に隠れさせてほしいとナキアに頼み込んでいた。
同じ頃、ダメージコントロール局もモスクを捜査しに来ていたが、何とか協力もあり裏から抜け出すブルーノとカムラン。
外に出ると、無事にカマラと合流するもその場でカムランの能力暴走がより悪化する中、次は学校に身をひそめる事となった。
学校もダメージコントロール局に取り囲まれ始める中、カマラ、ブルーノ、ナキア、カムランで作戦会議を始めると、そこに講堂でTikTokを撮っていたゾーイと学校へ侵入した兄アーミルも合流し、6人で協力してカムランの脱出を手伝うことなった。
カムランは脱出後にレッド・ダガーズのカリームの元へ身を預ける事となった。
作戦を実行すると、ダメージコントロール局の隊員を翻弄するも最終的にカマラとカムラン以外は捕まってしまう。
作戦の最中、カムランから母ナジマの事を聞かれ、何があったかを伝えると動揺したカムランはダメージコントロール局の隊員に容赦なく能力を使おうとし、それ阻止することで信頼関係に傷が入ってしまう。
その後、1人で行動しようと外に出たカムランだったがダメージコントロール局相手に使ったカムランの能力が事故で周りに集まった野次馬を巻き込みそうになるも、何とか守りながらダメージコントロール局を相手するカマラ。
そして、自身が人々に受け入れられないと思ったカムランの能力がさらに暴走してしまうが、光の結晶でドームを作ったカマラがカムランに母親が息子を思っていたことを伝えた。
そして、思いを聞いて落ち着いたカムランを地面に穴を空け逃がすことに成功する。
残されたカマラだったが、住民を守りながら戦おうとする姿を見ていた群衆はダメージコントロール局からカマラを守るために周りを取り囲み、その隙に空中からその場を後にするカマラだった。
家に帰ったカマラは屋根に上り考えふけっていると、父ユスフが隣に座りカマラの名前の由来とは、アラビア語でカマラの意味は「完璧」、ウルドゥー語だと「驚くべき」という意味の「マーベル」だと娘に伝え、そこから父ユスフが「ミズ・マーベル」と名付けるのだった。
そして、カマラが目の前で能力を使い空を走っていくのを見て、「まさしく魔法だ」と感動するのだった。
騒動の後、関わった人たちもそれぞれの生活に戻り、ブルーノはカリフォルニアに行く前にカマラとナキアに挨拶をしていた。
そこでブルーノがカマラに伝えたのは、カマラの遺伝子は突然変異を起こしており、他の家族とも違うと告げてカリフォルニアに旅立っていくのだった。
そしてある日カマラはヒーロー活動を終え帰宅すると突然バングルが光り出しカマラが消えたと思うと、突然キャロル・ダンヴァースが現れ物語は終わりを告げた。
登場人物とキャスト&日本語吹き替え 詳細
カマラ・カーン
(キャスト:イマン・ヴェラ―ニ / 日本語吹き替え:松岡 美里)
名前:カマラ・カーン
本作の主人公で妄想癖のあるパキスタン系アメリカ人の女子高校生。
妄想癖のあり周りからも心配されるレベルである。
また、キャプテン・マーベルの大ファンでもあり、二次創作物を作成したり、ヒーローたちの活躍や考察をネットで発信したりしている。
母ムニーバと父ユスフからは過保護すぎるほどに心配されており、本人はいつまでも子ども扱いされていることを鬱陶しく思っている面もあるが、基本は家族や友人思いな性格をしている。
名前:Ms.マーベル
基本能力は光(ヌール)を具現化させることが出来る能力を持っている。
バングルは能力を目覚めさせるきっかけに過ぎず、具現化させること自体はカマラの遺伝子が突然変異を起こしたもので、バングルが無くても能力を使用することは出来る。
戦闘スタイルは光を具現化し飛ばしたり、光で覆い強化した拳で殴ったりすることが出来る為、遠距離でも近距離でも戦闘が可能。
一度レッド・ダガーズのカリームと戦闘になった際は顔に飛んできたクナイを能力を使用した手でガードしたり、足元の攻撃を避けたりと反射神経の良さを見せている。
他にもダメージコントロール局からの襲撃を受けた際には、光で具現化した腕を伸ばしたり、体を大きくしたりして車を持ち上げると言った場面も見受けられたため、光を具現化している部分は腕力などが強化されている可能性がある。
ブルーノ・カレッリ
(キャスト:マット・リンツ / 日本語吹き替え:新 祐樹)
名前:ブルーノ・カレリ
カマラのオタク友達でカマラが初めて能力を使用した場面に遭遇した人物の1人。
カマラとは能力の情報などを共有しており、能力の分析などカマラのサポートを行っている。
頭が良く、音声認識で家電を操作出来る装置などを自作するなどして、カマラやカマラの家族を手助けしている。
カマラが正体を隠すためのマスクをプレゼントしたり、カマラの事が心配でカリフォルニア工科大への進学の返事を待ってもらうなどカマラの事を友達としてとても思っている。
物語の最後にはカマラの能力が遺伝の突然変異である事まで突き止め、その事を伝えカリフォルニアへ旅立った。
ナキア・バハディール
(キャスト:ヤスミーン・フレッチャー / 日本語吹き替え:ファイルーズあい)
名前:ナキア・バハディール
カマラの後押しもあり、モスク(礼拝堂管理)の理事に立候補し見事当選を果たすなどリーダーシップのあるカマラとブルーノの友達。
カマラが能力を手に入れたことは物語後半まで知らされなかったが、それでもカマラが困っている際には普段からサポートしようとするなど優しさを見せている。
物語前半ではダメージコントロール局が礼拝堂へ訪れてきた際に、咄嗟に機転を利かせて追い返すといった場面や、物語後半でのカムランを助けたいと言うカマラに協力し、一緒に作戦を進めると言った勇敢な一面も見せている。
ゾーイ・ジマー
(キャスト:ローレル・リーチマン / 日本語吹き替え:イブ 優里安)
名前:ゾーイ・ジマー
アベンジャーコンに参加していた際に最初にカマラに助けられたTikTok配信者でもあり、クラスメイト。
カマラがヒーロー名を「ミズ・マーベル」に正式に決めるまで呼ばれていた「ナイト・ライト」は彼女が咄嗟に思い付いた名前。
ダメージコントロール局にナイトライトについて取り調べを受けた際には、正体は知っていても決して口を開かないなど優しさを見せている。
物語後半においては、助けてくれた恩を返したいとカマラの作戦に率先して手を貸したり、ダメージコントロール局から襲われているシーンをTikTokで配信、拡散するなど活躍を見せている。
カムラン
(キャスト:リッシュ・シャー / 日本語吹き替え:増田 俊樹)
名前:カムラン
アイシャと一緒に地球にやってきたナジマの息子。
カマラに対して恋愛感情を抱いており、母ナジマがカマラを襲撃しようとした際にも止めようと説得したり、カマラに危険を知らせたりしている。
物語の後半で母ナジマが亡くなった際には母の思いがヌール(能力)としてカムランに流れ込み、カマラと同様の力を使用できるようになっている。
母のナジマが亡くなった事をカマラから聞いた際には動揺し、居場所が無いと周りに攻撃的になってしまうも、母から大切に思われていたことを聞き暴走せずに済んだ。
その後、ダメージコントロール局にも追われ行く当てを無くしてしまったが、最終的にカマラの提案でレッド・ダガーズのカリームのところへ行くこととなった。
ムニーバ・カーン
(キャスト:ゼノビア・シュロフ / 日本語吹き替え: 津田 真澄))
名前:ムニーバ・カーン
カマラの母親でとても家族思いな性格。
過去に母親のサナからバングルの話を聞かされていたが、周りからも幻覚、妄想と言われ変人扱いされた為、親元を離れていたがカマラの能力きっかけに母親(サナ)とも和解している。
そういった経緯もあり、カマラには普通に育ってほしいと思っている為か、少々カマラにはきつく当たる場面も多いが、根はとても心配している。
物語の前半ではパーティーに参加したいと言ったり、門限を破ったり、何か隠し事をしているカマラに対して厳しく当たっている場面も見受けられるが、物語後半になると、カマラの良き理解者になっており、カマラにヒーローコスチュームを手作りで渡すなど、心配しつつも応援している。
アイシャ
(キャスト:メーウィッシュ・ハヤット / 日本語吹き替え:桑島 法子)
名前:アイシャ
カマラ・カーンの曾祖母に当たり、サナへ量子バングルを渡した人物。
過去に祖母のサナを置き去りにして失踪していたが、物語後半でサナを助ける為にナジマに殺害されていたことが判明した。
元々は量子バングルを使用してナジマと共に故郷に戻ろうとしていたが、曾祖父のハサンに助けられてからは彼と人生を共にすることに考えが変わった。
その後ハサンとの間にサナ(祖母)を授かってからも幸せな生活を送っていたが、最後は2人を守るために自ら犠牲となって2人の前から姿を消したのだった。
ハサンから聞いた言葉で、「求める物は、おのずと来る」という言葉を大切にしており、カマラを過去に呼び寄せた際にもこの言葉と、思いがバングルを使用するトリガーとなっていた。
MCUドラマ「ミズ・マーベル」メイン出演者&公開情報
メイン出演者 :イマン・ヴェラ―ニ
:マット・リンツ
:リッシュ・シャー
視聴時間:全6話 / 話数ごとの時間
1話 50分
2話 52分
3話 48分
4話 48分
5話 41分
6話 50分
公開日 :日米同時配信 2022年6月8日 Disney+にて独占配信
ざっくり映画評価
総合的満足度:
①話の面白さ:
②話の分かりやすさ:
③テンポの良さ:
④オススメ度:
配信情報(2024年05月18日時点)
- Disney+
- Hulu | Disney+ セットプラン
現状はDisney+独占配信です。上記から視聴できます。
劇中の曲名
オリジナルサウンドトラック:ミズ・マーベル: Vol.1 (エピソード1-3)
- Ms. Marvel Suite
- Figure Out Your Life
- Mysterious Parcel
- The Plan
- Sure They Do
- Siren Call
- The Save
- Cosmic
- About Last Night
- Bathroom Confab
- Trail of Stars
- Damage Control
- Hard Landing
- Flee the Scene
- Digging in the Dirt
- Bad Things Happen
- Questioning
- Good News, Bad News
- A Thing You Do
- Circle Q Score
- Bonding
- Not Asking Anymore
- Blitz
- Showdown
- Homecoming
オリジナルサウンドトラック:ミズ・マーベル: Vol. 2 (エピソード4-6)
- Karachi Station
- Arrival
- Friend or Foe
- It’s Genetic
- Stove
- Two Worlds
- Getaway
- Blood and Pain
- Mother and Daughter
- Training
- Surprise
- Street Chase
- Leaping Balconies
- Running Scared
- Another Season
- Fight for Freedom
- Walking Stick
- She Who Lives
- Peaceful Transition
- Charity
- A Meeting and a Deadline
- People Are Dying
- Exodus
- The Last Train
- Answered Prayer
- Transfer
- Two People
- Reconciliation
- Generations
- Nowhere to Go
- Subway Powers
- Circle Q Exploded
- New Suit
- Raid
- Ensure Your Safety
- Keep Looking
- Glowing Pains
- Back to School
- New Plan
- Threat
- Bad Press
- Walls Close In
- Stay with Me
- What Happens in Karachi
- Powerful Hands
- There Is No Normal
- Control Damaged
- On a Lamp Post
- Who…Is…That…??!!
- Bed of Roses (Indian Mix)
- Aavegi
感想&考察
曽祖母が量子バンドを発掘するシーンがあるのですが、そこに出てきたのがシャン・チーに登場したテン・リングスのマークでした。この伏線は現在回収はされていませんが今後のMCU作品「シャンチー」や「エターナルズ」などで回収されて欲しいと思います。
作中では新たな用語として「ヌールディメンション」というワードが登場していたので、次元を行き来出来る「ドクターストレンジ」や「アントマン」なども関わりが出てくる可能性もあるので今後の展開がとても気になりました。
また、本文中には記載していませんがダメージコントロール局の人の中には「スパイダーマン」にも登場した人物が登場していたので、その点でも今後の接点が楽しみに思います。
カムランに関しても、最終的にレッド・ダガーズのカリームと合流していたので、その後のカムランのストーリーが明かされたり、再登場はシーズン2が公開された際にカマラを助けるポジションでの登場をしてくれる事を期待したいと思います
今作の最も後半で「マーベルズ」に話が繋がるので気になる方は、マーベルズの記事に詳細が書いてあるので読んでみてください。
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